HOME > EAPのメリット

EAPのメリット

EAPには、次のようなメリットがあります。

従業員のプライベートの問題の解決をサポートできる

当然のことながら、EAPの直接的なメリットは、トラブルなどに遭って悩みを抱えている従業員のみなさまが問題を解決して幸せに生きていくことを、会社がサポートできるということです。

企業の経営者（特に創業者）の方は、従業員の人事労務や安全衛生も含めて、すべて自分で解決してきた、という方が少なくありません。ただ、そのような経営者の方でも、「従業員のプライベートの問題だけは解決できない」と口を揃えておっしゃいます。

特に、従業員を家族のように大切にして面倒をみてきている人情深い社長さんは、従業員がプライベートの悩みや問題で苦しんでいるのに対して、何も手助けできずに歯がゆい思いをしているようです。

このような場合に、会社がEAPを導入することによって、従業員のプライベートの問題を解決することを、会社がサポートすることができます。もちろん、これは従業員の満足や幸せにつながります。

これがEAPの直接的なメリットです。

そして、その結果として、以下に述べるようなメリットもあります。

現在、雇用を取り巻く環境が大きく変わってきており、少子高齢化の影響などにより、特に中小企業の場合には人財を確保することが難しくなってきています。

従業員がプライベートのトラブルをこじらせてしまうと、メンタルヘルスに不調をきたし、会社を休職したり、場合によっては退職したりすることもあります。EAPによりそのようなことを未然に防ぎ、人財を失うことを防ぐことができます。

また、EAPを導入するような「従業員を大切にする企業」は、従業員の離職を防ぎ、その意味でも人財を確保しやすいと言えるでしょう。

特に、最近は人財不足が著しいですので、新たな人財を採用するうえでも、EAPの導入など福利厚生が充実していることは有利に働きます。

従業員がプライベートで問題を抱えたままでいると、仕事に集中できず、生産性が著しく落ちてしまうということは、しばしば見られることです。

逆に、従業員がプライベートの問題を抱えたままにせず、弁護士に相談すれば、まだ問題が解決しなくても、解決までの道筋が見えるだけで、気持ちが落ち着いて、仕事にも集中できるようになります。

その結果、仕事の生産性が向上します。